昨年初めてオリジナルCDを作ってみた
オリジナル曲がいくつか出来たので昨年は初めて自宅で録音してCDを作ってみました。(その時の記録はこらち。)時節柄ライブ演奏も少なく宣伝することもなく、CDを特に販売する場所もなかったため、CDを作ったということを聞いて知合いが買ってくれたのみにとどまりました。このブログの主旨のごとく、プロみたいな演奏ができるわけでもありませんし、普通の人がまずDIYでやってみた、というレベルの話です。
結果としてCDの出来についての評価はなし
アコースティックギターのインストCDという超マイナーなジャンルのためもあり、また知合いばかりのために評価を聞くことが難しくこのCDはどうだったのか?という事についてポジティブな感想はいただいたのですが、正直なところ今になってもわからずじまいです(笑) まあわざわざネガティブな事を作られたCDに関して言ったところで誰も得もしませんものね。意外とCD制作はマーケティングを意識しない限り自分のやりたい放題でいいのかも(笑)
自分でCDを作ったという経験が自信になった
まあ全部自分でやったために出来たCDに対して評価することができず、(特に叩き系の演奏を録音するにあたり音のバランスをとって録音する事が困難を極めたこともあり)あまり自信がなかったという事もありまして積極的には何もしませんでしたが、オリジナルCDを作ることができたという事実は自信となりました。
また録音された音源に対してどうしたら良い状態に編集することができるかという経験ができたため、ちょっとした演奏動画も音源のみを編集して聞きやすい状態にしてより音のクオリティの高い動画を作れるようになったと思います。
その時の経験を生かして今年も再び別に作ったオリジナル曲を録音してCDにしてみることにしました。
2枚目のオリジナルCDを作るにあたり
環境をより良い方向へ整える
前回録音マイクは1本で行いましたが、1本だけだと音像の広がりが今一つで中央に偏りがちになり如何にもアマチュアさんの録音みたいな感じになっていました。今回はマイクを増やし2本で行い、ソロギターであっても音の広がりを中央、左右と出来るだけ広げるようにしました。一番大きなことはモニタースピーカーの変更です。YAMAHA MSP3 モニタースピーカーを変えてみたの記事にあるとおり、モニタースピーカーを良いものに変えることによりリバーブの善し悪しが判断でき、空間をより広げる事ができるようになりました。
録音は好きなだけ時間を使う
録音は曲ごとに何度もテイクをとり、編集してみてまた録音するという感じになりますが、特に音の完璧さを求めるアコースティックギターのインストは時間がかかると思います。もしプロに頼んでスタジオで録音しようものならどれだけお金と時間がかかるか、想像すると怖くなります。本当にプロがプロの場所で録音できるわけで一般人は無理なんじゃ・・・(まだ頼んだことないけど)自宅録音は自分のペースで好きなだけ時間が取れるので一般人は宅録だよなぁと思いますね。(ただし、録音後のノイズをとるためにizotope RXなどのソフトは必須だと思います)週末は一日中録音していました。
録音後の編集が面白い
録音した後の編集からマスタリングまでがまた時間がかかります。CDらしい音にしていくためには他のプロが作った音源を参考にしていくのですが、最近はそれの音源を分析して自分の曲にまねて自動的にやってくれるiZtopeやMelda Productionのソフトがあるので任せます(もちろん最後は自分で判断するのですが)。今回はロイヤリティフリーのサンプル音源も引っ張ってきて効果音として入れたりしてみました。
ジャケットも自作
ジャケットも自分で作ります。今回はタイトル曲のイメージに合わせてそれらしく作ってみました。
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自作ジャケット |
インストはイメージが大切なので曲の解説をしたサイトも別に作りそこへ行くためのQRコードもつけています。またCD-Rで作りますので環境によっては再生されないこともあったり、焼きの不具合で音飛びがあったりしますのでクレーム用の連絡先もQRコードに入れています。今回もかんたんデザイン工房さんのものを使用しました。
そしてCDが完成
ダイジェスト版です。別にプロデューサーも居りませんので客観性が無く、独りよがりの、聞いた人が「?」を思い浮かべるような仕上がりになる可能性は否定できませんが、自主制作CDはそんなものだから面白いという事で(笑)1stCDをリマスタリング、そして配信へ
2枚目をやってみると今度は最初のCDのマスタリングや録音が悪いのが気になり、ついでに再録とリマスタリングをしてみました。今回はこれを合わせて最近のSpotifyやLine Music、Amazon Musicで聞けるように配信できるように挑戦するべく、Big UP!というサイトに音源を審査してもらいましたが、恐れ多くもちゃんと審査に通り配信が全世界に向け(笑)4/3から決定しました。一般人にもそんなことってあるもんだ~ ちっともお金にはならないらしいけどね~
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