Sandyおじさんを卒業してWindows11に移行

 Sandyおじさんの人

音楽をやっている人の多くがApple製のパソコンを使っているのかもしれませんが、私はずっとWindowsのOSのパソコンを使っています。古いパーツも延命させながら長いことそこそこ使えるんですよね。Sandyおじさんという言葉をWeb上で目にしたのですが、なんと自分の環境にぴったりあっちゃってるんですよね・・・CPU Intel core i7-2600Kのパソコン使っています。だって「まだ戦える」んですもん。

辿ってきた道

ネットの中古のcore i7 第一世代の自作PCを購入。
Windows8のアップグレード品を購入

ネットでcore i7-2600kのジャンク品を購入。CPU、メモリ(DDR3 16G)、マザーボード、電源を入れ替え

ハードディスクを1Tに交換 Windows10にアップグレード
録音時のファンの騒音をなくすためにSSD300GBに交換、同時にデータ用HDDを4Tに交換
ファンコントローラーの取り付け、CPUクーラーを虎徹に交換、ゲーム用グラボは取り外す

オンボードグラフィックカードは最新のソフトウェアに非対応のため、新たにファンレスグラボを追加

これが今までの経路ですが、パソコンケースも電源もDVDドライブも十年以上そのままです。部品の交換もどれも1~2万程度で済んでいます。ファンの音も最低限に抑えて本当に静音パソコンで楽器の録音に支障がでません。ゲームは無理ですが、SSDは早く会社のPCよりも余裕があり、この状態でも何ら不自由がないのです。といってもDAWで高度なことをすれば落ちるのでパワー不足であることはわかります。動画のエンコードも一番安いものでも十分に早く当面は大丈夫と思われたのですが・・・

Windows11がSandyおじさんにとどめを刺す

今年の秋に登場したWindows11は古いパソコンには非対応となり、インテルの第二世代もあっけなく足切りとなりました。まだWindows10として使用は可能ですが、OSを入れているSSDが容量が一杯になり、安物の中華製を使っていていつ故障するか心配なところもあり、この度再びアップグレードを試みました。

CPU第二世代は時代遅れ?

今の第二世代の位置づけを見てみました。こちらのサイトを参考にしました。
数値的には確かに普通の使い方では不自由ない能力ではあるようですね。Windows10のままだったら「まだ戦える」んだろうと思います。それでも最近のCPUには大きく差をつけられています。悔しいことですが(笑) 屈辱的なことにcore i3にも負けているじゃないですか。

パーツを購入

パソコンのパーツは市場によって価格が変動します。今は供給不足なのか少し値上がり傾向でCPUではIntelよりも性能が高いAMDのRyzenの方が価格が高くなっています。以前はIntelより安いのがウリだったのにね。レビューを見ているとそれほど高いCPUを購入しなくてもcore i3で十分という声も上がっており、価格も安いのでこれを中心で組むことにしました。

本当は電源も購入したいところですが、次回にするとしてこれで他のパーツを流用して組みます。これで3万円ちょっとで性能がはるかに上がるわけですから十分かと思います。

組み立て

買ったのはこれだけ
最近はCPUの中身が入ってないというクレームが出たみたいでしたが、intelの箱は窓がついていてCPUが丸見えの状態になっており、対策しているなと感じました。
変更前のPCです。
数年前に購入したCPUクーラーの虎徹がいまだに評価されて現役なのがうれしいですね。マザーボードをそっくり外します。後の電源、グラボ、CPUクーラー、DVDドライブ、HDD、SDDのパーツはそのまま流用です。
グラボは最近は高くなりすぎて手が出ません。これが今一番低価格のものなのですが、それでも動画のエンコードもこれで早くなり、ゲームをしなければ十分です。
変更後のPC。まああまり変わらないですね。
基本、素人さんでもできる作業で、ネジがなかなか入らないよ~ このケーブルはどこだっけ、とかいったあまり関係ないところで時間をとったりします。注意するところはCPUクーラーの取り付け、パソコンケースについているスイッチ類(電源、リセット、HDD用LEDなど)をマザーボードのどこに刺せばいいのかを英語で書かれてあるマニュアルとにらめっこしながら慎重に取り付けるところですかね。今回は新たにNVMe SSDを使用することになり、それようのソケットがあり、差し込んでも斜めにしか入らず、それをネジなどで押さえつけるという慣れない作業がありましたが、基本調べれば自分でできる範囲です。
Windows11をインストール完了
Windows11はマイクロソフトのダウンロードサイトでUSBメモリーにセットしてインストールしました。NVMe SSDにクリーンインストールしましたが、10分程度で完了です。プロダクトキーはどうなるの?と思いましたが、Windows10を入れたままの中華SSDをそのまま接続していたのでそのSSDとプロダクトキーが紐づけされていたらしく、最終的に認識されました。ストレージ構成は 

NVMe接続の SSD(500GB)にOSとアプリケーション 
SATA接続の SSD(300GB)に音源データ
SATA接続の HDD (4TB)にその他のデータ
となりました。

結果

体感的に早くなりました。すべてが爆速になり効果あったと言わざるを得ませんね。core i3のくせして(笑) 心置きなくSandyおじさんを卒業できます。

巷で言われている通りWindows11は画面下の中央にすべてが集約されており、今までとは使い勝手が変わります。右クリックで表示される情報も制限され今までよりもひと手間かかってしまうこともあり、すこしイライラさせられます。
Windows10風に変える方法もあり、試して一度戻して気が付きましたが、結果Windows11のように中央に集約されている方が使いやすいです。最近はパソコンもワイドで大画面になっているので左側にマウスを持っていく手間はおっくうなことだということに気が付きました。


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