またギターを弾かずにネットで買ってしまった話(笑)

クラシックギターの音色が欲しくなる 

弾かずに買うのはやめとけ(笑)

ナイロン弦の優しい音を味わってみたいと思い、クラシックギターを手にすることにしました。かといって地方に住んでいるとギターを手にすることも機会があまりないんですよね。以前ギターをネットで買った話でも話しましたが「ギターは触って買え」と口を酸っぱくしてプロの方々がおっしゃっているのにも関わらず、今回も安物クラシックギターに出を出そうとしているわけです。

ネットで中古クラギは大量に存在する

クラシックギターの中古市場は広く、セカンドハンドショップでも数千円で売られていますしヤフオクでもピンからキリまで売っています。こんなに大量の中古クラギを見ていると果たしてこれが使えるものなのかわからなくなり、知識がないとおかしなものをつかまされるのではないかと心配になり手を出すことに躊躇します。多くの先輩も言っていることですしね。それでもその大量の中古品のすべてが使えないわけではないですし、少なくとも変形して使えないようなギターは避けたいものです。そのためには12F上の弦高の数値、そしてギターの下腹の出っ張りがないかはちゃんと押さえておきたいものです。目標としてはクラギの場合は3.5mmくらいあれば十分らしい。そしてうまくいけば総単板のものがあれば良し。それにしても60年代、70年代のヤマハを中心とする中古ギターの球数の多いこと。昔は多くの方がブームにのったのか、こぞってギターを買ってくれたおかげで今のギター市場が存在するんですね。

ヤフオクで買ってしまった

やはりヤフオクの方が売り手の熱意が伝わってくるものがあり、思わずそちらの方の売っているものに目を引かれる。なんとなく信頼してもいいかな、という思いにさせられるのでした。オフハウスなどで手入れもされず無造作に売られているものよりも売る側に熱意があるほうが買いたくなりますよね。

ということで数万円で総単板の古いクラギをゲット。売り手の方も弾ける状態に調整して売ってくれているので多分大丈夫だろうと思いました。またこれくらいの金額だったら外れでも文句はないという思いでした。

橋本ギター
1965年製橋本ギターです。調べれば安いので数千円で出ているものもあるのですが、安いのは変形が心配です。これはトップがスプルース、サイドバックメイプルの総単板です。

手入れはされていたが難があったので再手入れ

このギターはネット調べればどういったものかは出てくるかと思いますが、送られてきたのは大変きれいにメンテナンスされておりましたが、届いた際に湿度や気温の違いかと思いますが点検したところ少し力木やネックの接着が緩んでいたので状態をお話しして一度売り手の方に送って修理してまた送ってもらいました。ギターの知識もある程度ないとギターの状態をすぐに把握できずにギターの本来の性能が出せずに泣き寝入りしますのでネットでのやり取りは事前に知識が必要だと思いました。

弦高は3.5mmよりも下げたくなり、弦高を3mmにするために牛コツサドルを取り寄せて低い状態に削り、弦留めチップを別に購入使用することによりテンションも維持しながら弦高もいい感じ下げることができました。

最初はネックの幅が広いので弾きにくさを感じましたが、慣れてくるとナイロン弦の弾きやすさを感じるようになりました。鉄弦ギターよりも大きな音で柔らかく鳴りますのでついつい手に取って弾きたくなりますね。今回のヤフオクでギターを買うのは〇でしたね(笑)売り手の人が大変親切で助かりました。オフハウスだったらそっけなくあしらわれていたに違いない。

人前で演奏したが問題なくいい感じ


とりあえず稚拙ながら「鉄道員のテーマ」を弾いてみました。明るく乾いた素朴な音がします。重厚なバッハなどのクラシックギター曲には合わないかもしれませんが、昔の映画のテーマ曲、クラシックギターで弾くポップスなどはこの手の音色がピッタリのように思います。何しろ弾き手自身が癒されますね。ネットには譜面もたくさんありますので早速このギターを使って人前でマイクでの映画音楽やジャズ、クラシックなどの生演奏も試みてみましたが、アコギの足台の代わりにギターリフトみたいなのを使うで紹介したKoyunbabaを右足の上に乗せるように使ってみましたが、右足の上でも大変役に立ちました。この橋本ギターでの生演奏も癒しの音色を奏でていい感じです。この手軽にできるクラシックギター、いいですね~!

【関連記事】

0 件のコメント :

コメントを投稿

にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村