ギター弾き用つけ爪-KITAGAWAさん

ギター用つけ爪

 ギター弾き用つけ爪をネット販売しているKITAGAWAさんのつけ爪を長い事使用しています。昔はギタリストの中川イサトさんがピンポン玉を切って爪先に貼りつけて使用していたとかお話がありましたが、私もやったことあります。その時はピンポン玉がオレンジ色のものしかなかったのでオレンジ色の爪を接着剤で付けてしまい、異様な感じとなりました。

ちなみに古くなった弦をゆでるという伝説(笑)もやったことあります。グラスネイル、アロンアルファで固める等しましたが、いまだにネイルサロンはやっていません、田舎だし近くにないですもんね。

KITAGWAさんで注文するときには爪のサイズを測ります。爪の縦と横のカーブ、そして爪の幅を測って注文します。爪一つ一つのサイズを測って注文します。

KITAGWAさんからはこんな形で三枚ずつ送られてきます。

ネイルの素材はピンポン玉と同じセルロイドでしかも色がついておらず透明です。セルロイドのものは1個注文すると三枚付いてきます。べっ甲などは一枚しか来ませんので注意してください。三枚で660円なので悪くないですね。べっ甲は値段が高く、落とした時のショックが大きいのでまずはセルロイドで。それにしても支払いは後払いでOKとはKITAGWAさん、なんていい人だ(^^♪

届いた爪を成型します。

成型後

爪の角をやすりやはさみで取ってしまいます。また指とつけ爪の境が少し段差ができていますのでやすりでつけ爪の断面を斜めに削って段差をなくして滑らかにします。
このつけ爪をどうやって爪に取り付けるのかというと専用の両面テープを使います。
幅を測って注文します。

縦長なので後は好きな長さに切って使うだけです。量も多めなので結構持ちますね。

角をとります

両面テープはできるだけ爪一杯に貼りつくようにできるだけ大きくします。後は別に必要だなと思うのが無水エタノールとウエス、そしてネイルファイラー。リムーバーといって両面テープの粘着を弱める液体もあります。粘着テープにつけたあと、無理に剥がすと爪を痛めますので注意が必要です。

エタノールとネイルファイラー

爪に接着するときに爪の表面とつけ爪の裏をネイルファイラーでよく磨きます。これがしっかりできているとよく付きます。またエタノールをウエス(布)にしみこませて爪とつけ爪を拭きます。脂分を取り除く必要があります。

ダイソーのベースコート
百均でベースコートが売られています。最近出たやつは乾きも早くて大変いいですね。両面テープを貼る前にベースコートを塗って乾かします。これを塗ると爪のわずかな凸凹が無くなり、しっかりと両面テープが付く様になります。また生爪を保護してくれる役割もしてくれます。

その後両面テープを付け、両面テープに使われているビニールをはがします。この時ビニールがが簡単に外せる程しっかり爪にテープが付いていればOKです。大体これで少なくともライブで外れることはなく、3日くらいはついているでしょう。これがビニールがが中々剥がれず、両面テープが一緒にくっついてくる時はは爪とテープが良く付いていない状態で、これだと一日で、ライブ中には直ぐに取れる可能性があります。やり直した方がいいです。剥がれる時はテープと爪がよく接着していない時で爪がしっかり磨かれている事、爪とつけ爪に油分が付いていない事が大切な事かと思います。

取り付けた状態です

つけ爪を付けた状態での音は
・若干爪が固い
・弦との摩擦音が気持ち目立つようになる
・つけ爪に弾力性がないのでクラシックギター奏者のような繊細な表現は無理

という事になりますがこれは慣れていく必要があります。私は何年も使用していますしここのブログで上げている動画なども全部つけ爪での音になります。上記のデメリット以上にメリットの方が大きいです。

メリット
・タッピング奏法とバラード曲の両立が可能になる

例えば現在のフィンガースタイルでの特殊奏法でタッピングなどは爪に負担がかかり、普通の爪でタッピングをすると爪と弦が接触して爪が凸凹になり、最悪割れてしまう恐れが出てきます。少なくともやすりで成形しなければ次の曲はピッキングが荒れてしまう事になります。バラード中心の曲のセットでは特殊奏法を中に入れることは難しくなります。ところがこのつけ爪は固いのでタッピングで直ぐに爪が凸凹になることはなく、そのままバラードの曲に移る事が容易になります。

・1弦・2弦などに来るメロディを立たせるのが容易になる

つけ爪は固いのでピックで弾くがごとくに強く大きな音を出すことができます。メロディをしっかり出すことが楽な力でできるようになります。指への負担が軽くなります。

・指ストロークが楽にできる

フィンガースタイルはピックを持ちませんのでストロークが入るところは指で弾きますが、つけ爪は簡単に弾け、必要な音を立たせることが楽にできます。スラム奏法でメロディ簡単に出すことが出来ます。またネイルアタックも出しやすいです。

・生活の中で爪が割れる心配がなく、爪のコンディションで練習のクオリティが左右されることがない

ほんのちょっとしたことで生爪は割れてしまいます。特にライブ本番前になると何故か割れてしまう事が大きいものです。プロでない普通の人では生活の中で生爪のベストコンディションを維持するのは難しくそれによって練習や本番の演奏のクオリティも上下してしまいます。しかしつけ爪は爪が取れてしまう恐れだけで固いので演奏のクオリティが爪の状態で上下する恐れがありません。これが一番大きいです。

つけ爪を取り外すリムーバーという粘着テープを弱くする液体も販売されています。柑橘系の天然素材っぽいですね。ただ、頻繁な取付け取り外しは生爪を痛めやすくなりますので、できればつけっぱなしがいいかと思います(これはあくまでも私の考えですが)。基本透明で目立たないですしね。水やお風呂でもとれません。3日もたてば段々粘着がゆるくなりますがそこで取り外し、クリーニングして接着テープを取り換える、そんなことを日々やっています。

取りあえず、自分が使っているものを取り上げてみました。ご参考までに。

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