前回の記事でエフェクターのプリセットの切り替えにフットスイッチが必要だという事が分かりました。しかも切り替えは一方向だけでなく逆方向に切替も出来るようにするためにはフットスイッチが2個、つまりデュアルフットスイッチでないといけないと。
Source AudioさんではBossのFS-7を推奨しています。
これはペダルを上下に踏みかえて切り替えをするタイプでFS-5が場所をとってしまうのに比べて若干場所をとらない利点があります。しかし切り替えは左右にLEDが動くのに踏むのは上下というのはどうも違和感がありますね。やはり左右に踏むタイプがいいのですが、FS-5はちょっと場所を取り過ぎます。
Source AudioさんではBossのFS-7を推奨しています。
これはペダルを上下に踏みかえて切り替えをするタイプでFS-5が場所をとってしまうのに比べて若干場所をとらない利点があります。しかし切り替えは左右にLEDが動くのに踏むのは上下というのはどうも違和感がありますね。やはり左右に踏むタイプがいいのですが、FS-5はちょっと場所を取り過ぎます。
アマゾンで販売されているこの手のスイッチ
RUSUO エフェクター ペダル、デュアル フットスイッチ フットスイッチ ペダル フルメタルシェル
ですが、このような小さいタイプが使いやすそうで値段もかなり安い。しかし発送元は中国で、届くのも何時届くのかわからない。(結局手に入れたのですが)残念ながら国内でこれが手に入るところはありませんでした。こうなったら自作するしかない。これを見ていくとスイッチはモーメンタリータイプといって踏んだ時に一瞬繋がるものを使う様でこれが二つと、ステレオジャックがあればなんとか作れそうです。
ケースはハモンドの1590Aというタイプ、モーメンタリースイッチは2個、ステレオジャックが1個の構成です。
早速注文して取り寄せました。あとは配置を決めて穴をあけるだけ。
あらかじめ同サイズのものをパソコン上でつくり穴をあける場所を決めました。ジャックは9mm、フットスイッチは12mmの穴になります。
穴あけが一番難儀そうでしたが、今回ホームセンターでセンターポンチとステップドリルを購入しました。あとは下穴をあけるための3mm程度の鉄工ドリル一本。ポンチで穴の中心にくぼみをつけ、鉄工ドリルで下穴をあけ、ステップドリルで丁度良い大きさに拡張します。ケースは幅が3cmしかないのでステップドリルがそれで十分な大きさに穴を広げられるかを事前に確認します。穴をあける際にケースがドリルにつられて回転するのでそれを抑える手持ちのブロックを使いました。穴は思ったより簡単に開きましたね。
穴をあければあとは部品を取り付け配線します。今回のスイッチは電力なしパッシブタイプですから、微量な電流が通ればその電位差でプリセットのスイッチが変わるという仕組みが予想され、実際に手持ちのステレオプラグをエフェクターに差し込んで短い電線を導通させて調べたところその通りの動きをしましたので確信しました。今回はスイッチもテスターで調べてスイッチを入れたときに導通する箇所を調べて配線しています。写真にある通り、適当な配線とハンダ付けです。まあ、音には影響ないですからね(汗
ということで完成しました。思ったより簡単作業でした。あとはこれとエフェクターをTRS(ステレオ)ケーブルでつなぐだけ。メーカーさんもあまりこれは儲けにならないからやらないんでしょうね。最近のデジタルエフェクターでは結構需要がありそうなんですけどね。
実際につないで動作させてみましたが、「こいつ動くぞ」(笑)とちゃんと動きました。バッチリです。
RUSUO エフェクター ペダル、デュアル フットスイッチ フットスイッチ ペダル フルメタルシェル
ですが、このような小さいタイプが使いやすそうで値段もかなり安い。しかし発送元は中国で、届くのも何時届くのかわからない。(結局手に入れたのですが)残念ながら国内でこれが手に入るところはありませんでした。こうなったら自作するしかない。これを見ていくとスイッチはモーメンタリータイプといって踏んだ時に一瞬繋がるものを使う様でこれが二つと、ステレオジャックがあればなんとか作れそうです。
ケースはハモンドの1590Aというタイプ、モーメンタリースイッチは2個、ステレオジャックが1個の構成です。
早速注文して取り寄せました。あとは配置を決めて穴をあけるだけ。
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パソコンで位置決めで印刷 |
あらかじめ同サイズのものをパソコン上でつくり穴をあける場所を決めました。ジャックは9mm、フットスイッチは12mmの穴になります。
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ドリルはタケノコドリルで |
穴あけが一番難儀そうでしたが、今回ホームセンターでセンターポンチとステップドリルを購入しました。あとは下穴をあけるための3mm程度の鉄工ドリル一本。ポンチで穴の中心にくぼみをつけ、鉄工ドリルで下穴をあけ、ステップドリルで丁度良い大きさに拡張します。ケースは幅が3cmしかないのでステップドリルがそれで十分な大きさに穴を広げられるかを事前に確認します。穴をあける際にケースがドリルにつられて回転するのでそれを抑える手持ちのブロックを使いました。穴は思ったより簡単に開きましたね。
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配線、そしてはんだ付け |
穴をあければあとは部品を取り付け配線します。今回のスイッチは電力なしパッシブタイプですから、微量な電流が通ればその電位差でプリセットのスイッチが変わるという仕組みが予想され、実際に手持ちのステレオプラグをエフェクターに差し込んで短い電線を導通させて調べたところその通りの動きをしましたので確信しました。今回はスイッチもテスターで調べてスイッチを入れたときに導通する箇所を調べて配線しています。写真にある通り、適当な配線とハンダ付けです。まあ、音には影響ないですからね(汗
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フットスイッチの完成 |
ということで完成しました。思ったより簡単作業でした。あとはこれとエフェクターをTRS(ステレオ)ケーブルでつなぐだけ。メーカーさんもあまりこれは儲けにならないからやらないんでしょうね。最近のデジタルエフェクターでは結構需要がありそうなんですけどね。
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使用してみた |
実際につないで動作させてみましたが、「こいつ動くぞ」(笑)とちゃんと動きました。バッチリです。
【追記】2024.06.21
このスイッチは案外役に立っています。現行のマルチエフェクターにも外部スイッチとして使っています。自作しても損はないですね。
【関連記事】
ZoomのMS-50Gに使えたりするそうです。
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