Griffith Guitars その後2

購入後3年目に突入

ギターをネットで買いましたの話

Griffith Guitars その後

の続きの話です。ネットでギターを買ってしまって2年が経ち3年目に入ったのですが、ベトナムからやってきたギター、果たして大丈夫なのか?という疑問が湧く所ですが、今のところは大変快調でメインギターとして頑張ってくれています。ライブでも大抵の方は「いい音で鳴りますね」と言ってくれます。まあもちろんピックアップ一式も最高のものを使ってますのでそれを含めてという事も言えますが。

記念撮影

変形はほとんどなし

安物のギターは変形がひどいという話は聞きますが、現在のところ変形はほとんど見られません。気候の変化により若干のサドルの高さが上下しましたが、今回梅雨の季節を乗り越えてもほとんど変化は出ませんでした。一年中弦は張りっ放しでしたが、ほぼ毎日弾いておりネックの曲がりも全くなし。トップの膨らみもほぼ無し。ギターの弦は一か月に平均大体3回交換していますが、このブログでも紹介していますがFohen弦も安くて長持ちしていいですね。この弦は本当にお勧めです。ネックもつなぎ無しのマホガニーの一本ものなのですが、変形は無しです。大変すばらしい。

弾き易さは変わらず

弦の高さは6弦の12フレット上をよく見ますが、現在は2.1mm程度に保たれています。ちょっと昔は2.5mm~3mmとか言われていましたが、今はそれ以下の高さが求められているように思います。プロの弦高も2mm以下とかぎりぎりに調整されているケースも見たりします。とにかくこのギターの形状はよく考えられていてフルサイズのネックとボディなのにあまり大きさを感じさせないんですよね。最初はナット幅43mmで若干弾きにくさはありましたが慣れてしまえば問題ありません。ネックのアールも緩やかですが、あまりネック幅は広くないのでハイポジションのセーハも問題なく弾けます。

チューニングもしっかり合う

やはりこのGotohのペグはいいですね。このペグを知ってしまったら他の物には代えられませんね。このSGV510Zは一度試してほしいペグです。
Gotoh SGV510Zはいいですよ~

ソロギター用として大切な要件を満たす

鉄弦アコギは元々はローフレット主体の5フレット以内のポジションで弾かれる事が多いのではと思いますが、ソロギターとしては7フレット、12フレット、15フレット近くも1弦のメロディを鳴らす事もよくあります。メロディとしてしっかり鳴ってくれるのが好ましいのですが、元々そのような設計をされていない場合だと鳴りが伴わず、苦しい悲鳴を上げてしまうギターも多いです。ボディが鳴らないので弦鳴りだけになってしまうんですね。ここぞというときにガンと鳴ってほしいのに鳴ってくれないのでは聞く人に感動を与えることが出来ずソロギター用とは言えません。50万円越えの高級ギターは大抵その面をクリアしますが、このギターも余裕で鳴ってくれます。12フレット越えのメロディもガツンと鳴って応えてくれます。
ココボロの木目が美しい (白黄のドットは私がシールを貼っているだけです)

困ったところ

バックとサイドの材にココボロを使用しているのですが、見た目は大変綺麗でいいんですが、この木材は重いんですよね~ ギターはずっしりと重たいギターとなりますね。

トップAAAのスプルースとの組み合わせなのですが、ココボロ材にトップが負けている感があり、音が少し堅めな感じがありますが、もうしばらく弾きこんでトップがよりその本領を発揮し、またラッカー塗料が木材となじんでいけばまだ化けて良い音になってくれると思います。Griffith Guitarsのサイトではオイルフィニッシュの高級ギターも登場してきているのでこれ見ていると欲しくなりますね~。当面は我慢してこのギターを育てないと。

記念に弾いてみました。一年前よりも良くなってるような(笑)

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