エレアコ化したアコギに使ったリバーブ比較

前回リバーブの比較動画を作成しましたが、短期間で作ったかなりいい加減なものだったで作り直しました。ちゃんとしたものを作ろうとすると手間がかかりますね~(;^_^A

【手間の例】読み飛ばし可(笑)

①ギター演奏する。その音を、ケーブルでパソコンのオーディオインターフェイスでパソコンに送り、録音ソフトで収録をし調整をして再生用の音源ファイルを作り、それをスマホに送る。

②スマホをステレオケーブルで手持ちのアナログミキサーにつなぐ

③ミキサーはセンド&リターン形式でリバーブを接続し、各リバーブをとっかえひっかえしてリバーブがかかり過ぎないよう丁度良いミックスをとるように調整。

④ミキサーからケーブル2本をステレオ再生できるようパソコンのオーディオインターフェイスに接続。オーディオインターフェイスにつないだモニタースピーカーでスマホから再生された音が出るようにする。

⑤各リバーブごとに再生された音源を手持ちの録音機材でステレオ録音する。

⑥パソコン上で録音されたデータを調整し、撮った写真と動画編集ソフトでまとめる

⑦ユーチューブにアップロードする。

以上でした。ここまで読み飛ばしOK(笑)




前回は各リバーブの良い所がうまく録れてない気がしたのでやりなおしました。またリバーブ無しの音も最初につけていますのでリバーブをつけると音がどう変わるのかが分かるかと思います。スマホのスピーカーで再生では違いが判らないかもしれません。ヘッドフォンが推奨です。

各リバーブの簡単な印象を

Zoom MS-50Gですが、使われているDSP(デジタルエフェクターの頭脳、bit数が高いほど能力が高く自然で良い音になる)は32bitと悪くないのですが、マルチエフェクターとして同時に2~6台のプログラムが使用できるようにしてあるため、一つ一つのエフェクターのアルゴリズムをDSPに負担をかけないように「まあまあ使える」程度にしてある、という事でしょうか。派手にかかりますね。

Lexicon LXP-1ですが、DSPはたしか16bitだったような。とっくに生産終了で部品もありません。今から見ると非力なのですが、まだ現役として使われています。なぞのアルゴリズムで聴く人を魅了します。LXP-1は星のようなジャラシャラ~とした感じの余韻がわずかについてきてそれが良いという人もいます。このLexiconリバーブは今はDigitech(デジテック)のPolaraというコンパクトリバーブに引き継がれ、またスタジオリバーブではBricasti Design(ブリキャスティ デザイン)で見ることが出来ます。ほとんどはアルゴリズムだけ残りプラグイン(ソフトウェア)になってしまいました。

Spaceですが、DSPは公表されていませんが、24~36bitのあたりかと思います。元々ハイエンドの機材メーカですのでそのノウハウをコンパクトに詰め込んだ、という事ですが、若干DSPのパワーがついて行かない所も見られます。エフェクトの切り替え時には音が途切れます。曲の途中でエフェクトを切り替えることが出来ません。でも音はきめ細やかで自然であり、さらにそれより魅力的な音を作り出すことが可能でしたが・・・つまみが多すぎるんですよね(;^_^A 今回は有名な「Blackhole」というプリセットを使いました。

Source AudioのVentrisですが、現在EventideとStrymonを抑えて最高峰に位置するリバーブかなと勝手に思っています(笑) なにしろDSPは56bitが独立して二つあり、スペック的にはモンスターと言えるんじゃないでしょうか。この機材についてはまた後程取り扱いたいと思いますが、LexiconPCM70をモデリングしたとか。流石に最も音がきめ細やかで自然、素晴らしいですね。

【関連記事】

0 件のコメント :

コメントを投稿

にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村