デュアルピックアップに内蔵コンデンサマイクを取り付けた
DIYでアコースティックギターのデュアルピックアップ取付3で取付けたシステムに内蔵コンデンサマイクを増設しました。アコギピックアップに自作でコンデンサマイク(ECM)のパーツを追加するの記事で取り上げたと同様に今回も取付を行います。
内蔵コンデンサマイクの作成
使用した部品
ほとんどの部品は秋月電子さんのサイトで調達しました。ご参考までにリストをあげます。
【P-05184】 オーディオ用電解コンデンサー22μF50V85℃ ニチコンFG
【P-02399】 基板用小型3Pトグルスイッチ 1回路2接点
【C-02460】 3.5mm小型ステレオミニジャック 基板取付用
【I-11577】 3mm赤色LED 625nm 70度 OSR5JA3Z74A
【P-08182】 エレクトレットコンデンサーマイクロホン(ECM) WM-61A相当品 リードピン付
【P-16695】 小型ボリューム 薄型 スイッチ付(S付) A10kΩ
【P-03229】 片面ガラスコンポジット・ユニバーサル基板 Cタイプ めっき仕上げ (72×47mm) 日本製
【P-00706】 ボタン電池基板取付用ホルダー CR2032用(小型タイプ)
【C-12523】 3.5mmモノラルミニプラグ MP105LC
【P-02220】 スズメッキ線(0.6mm 10m)
あと前回にも紹介したリード線を使用しています。
ギターに取付
配線などはアコギピックアップに自作でコンデンサマイク(ECM)のパーツを追加するの記事をご覧になってください。
マイク部 |
エンドピンボックス接続部 |
分岐コネクター |
コントロール部 |
基板の裏はグルーガンで養生 |
その後実際に使用してみてギターの振動がボリューム部のはんだの弱い部分に影響を与えてしまい、ノイズの原因となりましたのでボリュームのパーツを変更しました。
ボリューム部のパーツを変更 |
動作確認と結果
まずは橋本ギターの生音を録音
中々橋本ギターの生音が録音されている動画は少ないため、この度参考になるようにと動画にして録音してみました。ハイポジションも高密度の音でしっかりメロディを鳴らしてくれています。これが橋本ギターの特徴だと言えます。
私もギターを購入する際、実際の音はどうなんだろうとYouTubeで探して聴きます。お粗末な演奏ですがこれが少しでも参考になればいいのですが💦今回のDIYピックアップの結果は?
結果としては大変良いものとなりました。あとは特性を理解して会場で瞬時にバランスをとるように慣れる必要があると思います。バランスをとってピックアップの音に軽くリバーブをかけてPAスピーカーから出したを録音してみました。マイクはスピーカーの直前に設置して集音しています。メロディ部が倍音を含んでおり、その反面サンライズによる厚みのある低音が出ていてレンジが広く、弦上の打音がボディの響きを伴っているのは内蔵コンデンサマイクによるものだと思います。あとはバランスの問題で調整すれば自然でいい感じになるのではと思います。
譜面は井草聖二さんの「フィンガースタイリストのためのネオソウル・アレンジ20」からのYOASIBIの「群青」を演奏してみました。譜面が大きくて見やすくてありがたいですね。難しすぎず、易しすぎずのバランスがちょうどいいです。これはおすすめですね。
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