100均のイヤホンAL-004は使えるか?

 現在使用している密閉タイプのヘッドフォンは城下工業のSW-HP10sですが、モニターヘッドフォンとして気に入って使っています。初めて聞く名前だと思う方はこちらをご覧ください。ただ録音中のクリック音が漏れてマイクが拾ってしまい、マイクに入らないようクリック音を小さくして使っていました。


SW-HP10sです。評価は高いです。900stよりいいという声もよく見ます

数年前に百均で購入したカナル型のイヤホンが手元にあったので使ってみた所、音漏れもせず使える事がわかりました。ただしっかりとしたクリック音は聞けますが、マイクで拾われて聞こえる音が本来の音とはかけ離れてひどく、またワイヤーが他のものと擦れて出てくる物理的な音(たぶんハンドリングノイズというのかな?)が「ガサガサ」と伝わってきて不快であり、もうちょっと良いものにしたほうが快適にレコーディングができるのではと思い、手軽なものを検討することにしました。

100均で購入したイヤホン。まあリスニング用ではないですね。

また、iPad ProでのDAWを使用する際、Bluetoothイヤホンは遅延が発生して使えないため、有線のイヤホンを検討することにしました。有線ならば打込みによるリアルタイムレコーディングもできるため空いた時間を使ってDAWの勉強をすることができそうです。

○音が漏れないカナル型のイヤホン

○値段が安くてもいいが、今の100均のレベルは超えてほしい

とりあえず音が出ればいいじゃない?と思いつつもイヤホンはここ最近は買ったことがなく、とりあえず100均のもので300円で高品質を歌ったものがありましたので購入し、試してみることにしました。ネットでも結構な記事がありAL-004が売れているとの事。ネットで調べると記事は沢山出てきます。「バランスがいい」「音がクリア」「300円とは思えない」等

AL-004 300円

購入しエージングを行い使用した結果ですが、以前購入した100均のイヤホンに比べて空間の広がりがあり、低音もそこそこ出るのがわかりましたが、音質については思ったほどの進歩とは言えず、幕を張ったような音のこもり具合はあまり変わりがないように思いました。印象としては使われている電線は所詮安物なんだろうなという感じ。また相変わらず「ガサガサ」というハンドリングノイズが耳に伝わってきます。音楽用とはとても言えるレベルではありません。もしかしたら外れをつかまされたんでしょうか。この状態では全くお勧めできるものではありませんでした。

仕方なく低価格イヤホンを調べていると目に留まったのがZERO AUDIOのイヤホンでCARBO MEZZOというのが目に留まりました。評価が高いですね。あまりイヤホンは関心がなかったんですが、前から発売されていたんですね。

価格以上の音が出るという話です。サウンドハウスのスタッフさんによると「まず、CARBO MEZZOの音質を『素直に認める事』から始めないといけません。数々の高級イヤホンを網羅してきたツワモノが『ハッ』とするイヤホン。それこそが、このZH-DX220-CMです。いわゆるハイエンド機にあたるイヤホンとは桁が違う価格でありながら、その出音はハイエンド機そのもの。この『事実』を受け入れるにはある意味相当な覚悟が必要かもしれません。それほどまでに、コストパフォーマンスの粋を極めたイヤホンと言えるでしょう。」と中々興味をそそるレビューがあります(笑)
Good Designのシールが貼られています。なんか受賞しているようです。
早速聞いてみましたが、値段の割に中々いいんじゃない?という感想です。まず100均のイヤホンとは比べ物になりません(笑) 我が城下工業SW-HP10sに肉薄しそうなクリアな音質と解像度、コシのある低音、ちゃんと音楽を聞くレベルだと思いました。値段以上の音が出ていると思いますね。
AL-004と並べてみました~(意味なし)
ただプラグ周りが頼りなく、力を入れるとすぐに断線しそうなくらいなのでこれは取扱いに気を使いそうですね。これは要求を満たしていて使えますね。

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