前々から試してみたかった高級電源タップですが、たまたまお借りすることが出来たので試すことが出来ました。と言っても高級電源タップの中では初級クラスといったものですが・・・
Furman SS-6Bです。3Pピンですので2Pのアダプターが必要です。 |
高いですよね~。電源タップなんてその辺のホームセンターに行けば何百円の安いのが沢山あるかと思いますが、これはホームセンターにも電気屋にも売っていません。ビックリするお値段ですが、これでも初級レベルで高いものはウン万円してしまいます。なんでそんなに価格が違ってしまうのでしょう、と考えてしまいますね(笑) こんなの実際に試して違いを体感してみなければ買おうという気持ちも絶対起きないですよ。そう思うと今回は大変貴重な体験です。
早速手持ちのエレアコ化したギターにエフェクターをつないでPAスピーカーで出してみることにしました。
Line6 StageSource |
1200Wのアクティブスピーカーです。ライブのための機材設定をこのLine6で行っているのですが、セッティングの出音が会場によって違ってしまい、ひどい時には使い物にならないのですがそのたびに「?」を感じながら帰ってきます。
さて、つないで使ってみたところ「!」でしたね。 何度も外して聴き比べしてみましたが音が確実に良くなります。コンセントから直の場合とで比較してみましたが、音の解像度がアップし音の輪郭がはっきりします。使用しているエフェクターの細かい部分がより聞き取れるようになりました。また他所の会場で「?」と思う部分が同じスピーカーで再現されました。つまり、会場によって音が大きく変わるというのは会場の電源によるところが大きいのでは?という推察ができます。ノイズをとるだけでこんなに音が変わるの?という不思議さです。セールストークは「ノイズをとってクリーンな電気にする」としか書いてないんですが・・・
YAMAHA MSP3。ごく標準な奴です。 |
一般の電源タップとの組み合わせも試してみました。スイッチ付きであまり良いとは言えないタップですが、これもこのファーマンを前でも後ろでも組み合わせてみる事で音が良くなるのを確認しました。ファーマンさえ間に入れておけば音が良くなるようです。
これは初級のものですから、これ以上のものオヤイデとか他のものはどれだけ変わるかと思います「沼」の入り口なのかも(笑) 初めての高級電源タップ体験、大変有意義でした。今まで謎だった会場によって出音が変わりセッティングが使えない、という問題を解決するためには家の電源環境をよくする事が大切であるという事です。今まで質の低い電気でぼんやりしたセッティングをしていたわけです。この手の電源タップを持っておくというのは必須であると思い知らされました。これ、ポイントを使って買おう(笑)
ご参考までに。
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