先回iPadのDAWCubasis3を使ってソロギターを録音してみましたが、後々感じることはCubasis3だけではある程度まで録音はできるが完成したものは出来ないよね、という事でした。特にオーディオ録音をした際の微調整が出来ないという点で、例えば録音した際にバックに残るノイズを消す機能だとか、上級DAWについているオーディオワーピングというわずかなリズムの乱れを音質を壊すことなく調整できる機能とか、あと歌などを歌ったときのピッチの修正とか、お化粧をして完成した形にするという微調整が出来る機能が付いてない、曲中でのリズムチェンジが出来ない、という事等です。
最近Cubasis3がバージョンアップしてキーボードのショートカットに対応したとか、リアルタイムでピッチを修正するソフトがオプションで買えるようになったとか、外部アプリでノイズを取り除くBrusfriというノイズ除去ソフトを購入すれば対応はできそうです。しかし、オーディオワーピングが出来ないのはちょっと残念で、今後のバージョンアップに期待するしかないですね。今回クリックに合わせて録音したつもりでも演奏は合ってないという事がよく分かりました。そして商品化されたものは合ってない所がきちんとされているのだという事が分かります。
対抗のAuria Proというソフトも購入して使ってみました。こちらはなんとオーディオワーピングが出来るし、曲中のリズムチェンジも出来ます。
Auria Proで録音した画面 |
後は録音時のメトロノームの音が変えられないというのが残念です。もっと別の音で録音したいところですね。またMIDI録音の際のパッドから音が出ないのは不具合?なんでしょうか。今回MIDIによる録音はあきらめました。
キーボードから音はでるのにパッドからは音が出ない |
エフェクト販売。形式はVST? |
ショップです。無料もあります。 |
まだ、キーボードショートカットには対応してない所も残念な所でしょうか。やはりパソコンのDAWのショートカットキーは便利で、録音もストレスなく行うことが出来ますね。
今のところiPadで完成したものを作るためにはどうしてもAuria Proが必要かと思います。
現在、DIYでオリジナル曲を弾いてMIDIでバックをつけてCDにしてみたいと模索中ですが、全くの素人ですので他の楽器の事も知らないし、MIDIの事も全く分かりませんが、取りあえず録音したアコギの音源にCubasis3を使ってバックを入れてみました。
音源はCubasis3の内蔵音源とエフェクターのみです。
素人が打ち込みなどを(笑) |
ドラムはこのパッドを叩いて作りました |
アコギにドラムとベースの構成です。ドラムはトラックごとにバスドラム、ハイハット、シンバルを入れ、スネアはギターの叩き音と被るので外しました。Auria Proと比較してCubasis3のドラムはクラッシュシンバルが3つ叩けるので良いですね。あとはベースをキーボードで打ち込みます。パートごとにiPad上のキーボードでフレーズを考えて練習し、録音していきます。ギターは二つのトラックを作り一つにはエレキのアンプシミュを入れます。
Cubasis3での打ち込みは難儀しました。Apple Penはないので、安物のペンで代用しました。ペンがないと細かいことできないので難しいと思います。録音マーカを作り、録音状態にして画面のパッドやキーボードを打ちます。特に触る場所を間違えるとファイルは簡単に移動してしまいますし、余計パネルが開いたりして慣れるのに苦労しました。二本指で触るとファイルが移動しないという事みたいです。PCの方が打ち込みは楽だよねと思いますが、もしかしたらキーボードのショートカットキーを使えばもっと簡単だったのかもしれません。開いた際の打ち込み画面が小さく、毎回指で拡大しなければならずそのたびに指で余計な所を打ち込んでしまったりと、効率が悪かったです。一応MIDIキーボードも持っているのですが、それ無くても出来ました。
何とか苦労して出来ましたが・・・果たして良いのか悪いのか改善するところはどこかよくわかりません。しかし素人でもこれくらいまでは出来るという事をお伝えしたいと思います。私のオリジナル曲で「M-Drive」です。
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