エレアコに歪んだエフェクター Fender Smolder Acoustic Overdrive

アコースティックギターに歪んだ音ってなんだか目指す方向が相反するような感じではあるのですが、この度フェンダーからSmolder Acoustic Overdriveというエフェクターが発売されていたので購入する事にしました。

海外のフィンガースタイルギタリストでは著名な方で歪系のエフェクターを使用する方々もいてJon GommやPetteri Sariola、Mike Daws、John Butlerなど曲の要所要所に歪んだ音を入れています。ペダルボードに皆オーバードライブのエフェクターを入れています。

私も曲に歪んだ音を出してみたい、という願望があり、手持ちのZoom MS-50Gで出しては見たものの丁度良いバランスに中々ならないものです。せっかく事前に音のバランスを調整しても環境が変わり機材が変わるとバランス調整が都度必要になります。つまみで直ぐに調整できればいいのですが、MS-50Gではかけすぎるとアコギらしさが失われ、掛けたらないと効果が薄くかけた気がしない、ちょうどよい所がなかなか見つからなず、別にペダルを準備する必要があるな、と感じていましたら、2019年にこれが発売されていたとの事。



こんなものを使う人も本当に少ないだろうなと思いますが、数少ないユーチューブで取り上げている方々によると、アコギ一本でルーパーで音を作っていくときに音の変化をつける時に使える、という事でした。まあこのエフェクターの動画も少ないのですが、一番はこれでした。

ただ機材の紹介をするだけでなく、実際に他の歪系のエフェクターをつないでこのエフェクターとの比較を試みようというもの。普通につなぐとアコギらしさは失われてエフェクターをかける前と後の音のギャップが大きいという事が分かります。

このギャップが大きいため、上記のギタリストたちはアコギの音と歪の音が同時に出るような複雑な回路を作り上げて音出しをしているようです。ところがこのエフェクターを使うとアコギの音に歪みの音がプラスされるようなブレンドをすることが出来、ギャップが比較的に少なく自然にかけられるような印象を受けます。これは使えそうな気がします。

という事で購入して音出しをしてみました。
比較的短時間のリハで必要なバランスを見つけ出すことが出来そうです。それにしても歪を使うって曲の途中で入れるのが普通だと思うのですが、スイッチの音がでかいのが何とも・・・こればかりは何とかならなかったかと思いますね。ソフトスイッチにいつか交換するかな。ロック調の弾き語りさんにも伴奏がぶ厚いものになるのでこれはありかなと思います。

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