トミーさん VS クラプトンさん マーチンギター弦対決2

トミーさん VS クラプトンさん マーチンギター弦対決1の続きです。
マーチンギター弦トミーエマニュエルチョイスはマーチン弦は1週間という予想を裏切り3週間は十分に使えました。4週目に入ると巻弦が鈍くなってきました。

使った感想としてはフレキシブルコアという仕様で一般よりも柔らかい弦でしたので、少し慣れるのに時間がかかりました。これは指のタッチがギターの音に顕著に表現され鉄弦の表現力が向上するような気がします。音の強弱が大きくつけられます。また音質も他のマーチン弦よりも良く長持ちするように思います。売られれている文句通りこれはフィンガースタイル向けの弦という感じがします。ダイナミクスが大きいトミーエマニュエルさんの演奏にぴったりと思います。

ただし、タッチがすぐに反映されるので音量バランスのコントロールがしずらいです。指に力が入るとそこだけ音が大きくなります。演奏により気を使い常に集中を要求されるように思います。ライブで使用する際にはこれは疲れるかもしれませんね。今回は時節柄、ライブで試すことが出来ませんでしたのでそれが残念です。

音が良い、長持ちする、柔らかく、強く演奏できる、ただし、気を遣うといった印象。これはメインで使用する候補になりえますね。

エリッククラプトンチョイス
次はエリッククラプトンチョイスという弦です。ギターに張って音出ししてみたところ、これは普通のマーチン弦といった感じです。音も張りも普通。音は断然トミーエマニュエルチョイスが良かったです。感触から言ってこの弦は大体一週間で音がダメになるんじゃないでしょうか。

弦の張りが普通に戻りましたので、最初は固いという印象を受けましたが、慣れるとこれが本来の張りだよな、と思います。少々の指のタッチの差を弦の張りが吸収してしまうのでバランスの良い音で鳴り、安心感があります。やっぱりこっちの方が弾きやすい。今のところトミーエマニュエルチョイスはないな、という感想です。

この弦が長持ちしなければまた弦選びが続くという事になりますが、果たしてどうなりますやら。

追記
二週間経ちましたが、弦の死に方はこちらが早いような気がします。我慢して使って3週間程度でしょうか。それでも思ったより良いですね。


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