〜Ampero2 Stompの18V駆動で音質アップを実現〜
足元の電源はこれまで、キクタニの KRP-001 を使ってすべてバッテリー駆動にしていました。
静かで安定していて気に入っていたのですが、試しに Ampero2 Stompを18Vで駆動してみたところ、明らかに音の抜けとレンジが広がるのを感じました。
それ以来、Ampero2 Stompだけは純正アダプターで18V駆動、他のプリアンプやオーバードライブ、エクスプレッションペダルはバッテリー駆動という構成にしていました。
しかし実際に使い込んでいくと、どうしても電源のアースが統一されていないことによるノイズが気になるようになりました。
KRP-001は出力がアイソレートされていないため、デジタルとアナログを混在接続するとノイズが出やすいという問題もあります。
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| キクタニのKRP-001(廃盤) |
電源まわりの課題整理
この状況を整理すると、やるべきことは次の3点に絞られました。
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電源供給をひとつにまとめて、アースを統一する
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デジタル系とアナログ系をアイソレートして分離する
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できればバッテリー運用にも対応させたい
この3つを同時に満たす製品を探していたところ、キクタニ(K.E.S)の 「KiNf:2e」 にたどり着きました。
KiNf:2eを選んだ理由
KRP-001の後継モデルが出ないまま廃盤になってしまい、その理由をいろいろ調べていたときに見つけたのがこの製品です。
調べれば調べるほど「これはすごい」と思いました。
KiNf:2eは、デジタル機器用の高出力ACアダプターの余力を利用して、他のエフェクターにもアイソレート電源を供給できるという構造。
しかも、最近主流になっている PD/PPS対応のモバイルバッテリーと組み合わせて、PDトリガーケーブル経由で18V出力が可能。
これを見つけたとき、「KRP-001が廃盤になった理由はこれかもしれない」と思いました。
Ampero2 Stompとの組み合わせ
Ampero2 Stompの純正アダプターは 18V/1.3A。動作に必要な電流は800mA。
この容量であれば、損失分を考慮し他の機材の消費電流をすべて合計しても十分な余裕があります。
KiNf:2eを使えば、
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Ampero2 Stompには18Vスルー出力
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その他のデジタル/アナログ機器には9Vアイソレート出力
という構成が可能になります。私の場合はデジタルにはBOSSのエクスプレッションペダル、アナログにはアコギプリアンプとオーバードライブを接続しています。
しかも9V出力は実測で9.8V程度あり、わずかに高めの電圧が電池駆動に近い自然な張りを生み出してくれます。
アコギ用のプリアンプで試してみると、レンジが広く、音の立ち上がりがよりクリアに感じられました。
実際に導入してみて
届いたKiNf:2eは、写真の通りコンパクトでデザインも遊び心があります。
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| カードゲームみたいなデザイン |
接続してみるとすぐに動作し、ノイズもなく非常に安定していました。
想定通り、ソロギター向きの自然な倍音と広がりが得られています。
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| かなり小さいです |
BOSSやLINE6など、消費電流の多いデジタル機材を複数使用している方には特におすすめできる構成です。
モバイル運用にも対応
KiNf:2eのもうひとつの魅力は、PD65W/PPS対応のモバイルバッテリーを使えば完全なバッテリー駆動が可能な点。
18Vのトリガーケーブルを併用すれば、電源のない場所でも安定して駆動できます。
ライブや屋外での演奏環境をすっきりまとめたい人には理想的な構成だと思います。
まとめ
キクタニ「KiNf:2e」は、
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電源の一本化とアースの統一
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デジタル/アナログのアイソレーション
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PD対応によるモバイル運用
といった要件をすべて満たしてくれる、非常に実用的な電源ユニットでした。
実際に試してみて、音質面でも安定性の面でも大きな効果を感じています。そのうち大容量モバイルバッテリーを接続して使ってみようかなと思っています。
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