続・アコギのストラップの話

以前、アコースティックギターのストラップの話を上げましたが、ストラップにギターを安定させる形があるのではと自作してみました。
その後、使用してみましたがこの形、この長さで丁度良いという事が分かりましたので見た目にも良いオーダーメイドのストラップを作ってもらおうという事にしました。

街中で見かけたお店「LaF leather works」さん。お店に入って「ギターのストラップを作ってますか?」と尋ねたところ「今作ったのがありますよ」という事で見せてもらい、予算を伝えて、自分のアイディアで「こんな感じで作ってもらいたいのですが」と話すと快く引き受けてくださったのでお願いすることにしました。形はもちろん前に上げた
一本革で作られたタイプ。長さ調節はすることがないのでサイズも一つだけの固定です。自作のものは途中でつなぎ合わせているため一体感・安定感にも若干欠ける気が。

そして2週間ほどたってストラップは完成しました。

「m太郎」のイニシャルMTを革の中にデフォルメして目立たぬ程度に入れてもらいました。今思うともっと目立った方が良かったかなと思いますが。さすがオーダーメイドのものは革の断面の綺麗な処理、丁寧で存在感のあるステッチ、革の美しさが感じられ、シンプルでも違いが出ますよね。ただ、出来立ては革が固いのでそのままギターにはめるとギターのストラップピンには入りにくいし、革の固さで肩が痛くなりましたが、革をもみほぐし緊張をといて柔らかくしてやると、気持ちよくフィットするようになってきました。

そして肝心のアコースティックギターの安定度はどうなったのかという事になりますが、
写真上のものは市販のものです。幅も割と広めで値段の割によいと思いますが、比較してみると安定度が全然違います。
上の図の赤丸部分がギターのボディと接触するのですが、ここが小さいのと2Pで組み合わせたもので安定感に欠けギターをかけた状態で体を左右にゆするとそれに合わせて「ブランブラン」と大きく揺れてしまいますが、今回作ってもらったものは
赤丸部分が大きく、しっかりとギターのボディをサポートしているため体を左右にゆすってもそれに合わせて大きく「ブランブラン」しません。軽く揺れる程度です。これははっきりと違いが出ました。一枚革のためしっかりと最小限の動きになり、ギターが安定しました。つまり今回のオーダーメイドの効果は予想通り大有りだったわけです。
市販のストラップのお値段は大体安いもので2千円~1万円、オーダーメイドはデザインにもよると思いますが1万以上はかかると思いますが、効果は高く良かったと思えるものになりました。



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